季節の風邪やインフルエンザ等が流行り出すと予防という言葉もセットで耳にしますが、予防とは想定する悪化に事前に備えておくことを意味します。
手洗い、うがい、マスク、ワクチン、消毒etc……
それはもちろん必要なのかもしれませんが、本来生物には免疫機能というのが備わっています。免疫機能を働きやすくするためには身体がエネルギーを使いやすい状態を保ってあげることが大切です。
簡単に言うと、消化吸収の良いクリーンな食事で栄養を摂る、ストレスにさらされない、この2つをしていれば免疫力は低下しにくいです。(あとは適度な運動)
トレーニング指導をさせていただきますが、習慣とマインド(物事の考え方、他責にするか自責にするか)が身体の調子を上向きにしていくためには重要です。特に後者のマインドはストレスを溜めるか溜めないかに大きく関わります。ストレスを溜めてしまうとコルチゾールというストレスホルモンが過剰に分泌され、これが悪さをします。
自責で物事を捉えられる人は、普段から人にちゃんと挨拶をするとか、悪いと思ったら謝るとか、周りの人に感謝してありがとうって言うとか、当たり前の事が出来るんだと思います。自責で物事を捉えられるようになると、”じゃあどうすればいいのか”を考えられ、具体的な行動に移ることができます。そうなるとストレスホルモンが過剰に分泌されなくなくなります。自分自身で考えり行動に移る事が出来る時にストレスは溜まらないと私は考えています。
トレーニングはこれをブーストするような役割と言っても過言ではありません。
少し話が逸れましたが、インフルエンザが流行っているからと言って特別な事をする必要はなくて、普段からの取り組みが大切です。
普段から自分自身と向き合うためのツールとしてトレーニングをしてもいいかもしれません。
きっといい方向に向かうことが出来ると思います。