運動後は、インスリンは特に骨格筋に作用しやすくなります。これは、運動によって筋肉のインスリン感受性が一時的に高まるためです。
※インスリンとは、血糖値を下げる作用のあるホルモンです。
◼️運動後のインスリン感受性の変化
- GLUT4の移動が促進される
- 運動中、インスリンとは無関係に筋肉細胞内のブドウ糖輸送体(GLUT4)が細胞膜に移動し、糖の取り込みが増加します。
- 運動後もこの状態がしばらく続くため、インスリンが少量でも筋肉に強く作用するようになります。
- 筋グリコーゲンの枯渇
- 運動によって筋肉内のグリコーゲンが消費されると、筋細胞は糖を補充しようとするため、インスリンの作用がより効率的になります。
- 血流の増加
- 運動後は筋肉への血流が増えており、インスリンや栄養素が筋細胞に届きやすくなっています。
まとめると、通常時よりもトレーニングをしてから二郎系ラーメンを食べた方が麺の糖分は中性脂肪に変換されにくくなります。筋肉量が少ない方は野菜マシで麺を少なめにするなどの工夫もありです。体脂肪が気になる方はアブラ少なめがいいかと思います。
運動を行う意味とタイミングを知ることが出来れば代謝をブーストすることが出来ます。