医療モデルは足が悪くて歩けない→足を治そうという考え方で、社会モデルは足が悪くて歩けない→歩く以外の移動手段を構築する、歩かなくて済む環境を整備する、といった考え方です。
もともと医療現場やスポーツ現場に居た人間として、医療モデルの考え方しか頭の中にはありませんでした。今はいろんなことを経験させていただいたことで、医療モデル一辺倒の考え方ではなく、その場その場でレンズを変えて物事を捉えるようになってきたように思います。
これが私の強みの一つだと考えています。ズームイン、ズームアウトできる、機能の改善を図る、環境整備や周囲への働きかけ、人が健全に生きていくためにはすべて大切です。
人が強く生きていくためのアシストをするためには色んな手段を持つ必要があります。基本的には医療モデルの考え方で押し上げる、足りないところは社会モデルの考え方で補完していく、これがベースになります。
人が強く生きていけるようにするのが私の使命であり、そこに絶対に欠かせないのがトレーニングです。トレーニングの恩恵を感じる日々です。
寒くなってきているので、身体を冷やさずに過ごしていきましょう。