先日、灘五郷の一つの御影郷にある菊正宗酒造の記念館にお伺いし、樽工房の見学と鏡開きの実習をさせていただきました。
伝統と革新により継承されてきた日本文化は、人の生活や心情を重んじ、その上で革新させていくという自身が行っている事業と通ずる所がある、と勝手に感じています。
また食料の大半が輸入品で賄われ、生活習慣病が問題となっている昨今、今一度身の回りにある物に目を向け、個々が行動を見直す必要があると感じています。私自身は日本の伝統文化に触れて学ぶ機会をいただき、進む方向性がぶれなくなってきています。
鏡開きはお祝いの催しとして行われるもので、正式な手順があり、口上から実際に鏡を開くところまでさせていただきました。今年も残り2ヶ月、私に関わってくださる皆様が健康で充実した日々を過ごしていただければ嬉しく思います。
貴重な実習をさせていただいた上、実際に使用した樽をいただきました。併せてお礼を申し上げます。大切に使用させていただきます。